私の「好き」をかなえてくれている清泉女子大学~私をつくってくれている場所~

聖徳学園中学校?高等学校で英語科教諭として活躍する卒業生から、お便りが届きました。
何かを決める時は、自分の「好きなこと」、「興味のあること」を判断基準にしていました。清泉の学び舎は、ふと立ち止まり、新たな人生を始めようとするときにかたわらにいて、知恵を与え、導いてくれる場所です。
清泉女子大学との出会い~未知との遭遇~

幼い頃から好きだった歴史、大好きなイギリス人俳優の国を知りたいことから西洋史を学べる清泉女子大学文学部キリスト教文化学科に進学を決めました。哲学、宗教、美術史といった、それまであまり触れなかった学問分野にも出会いました。理解することが難しい内容でも、シスターを始めとする先生方からご指導頂き、私の世界観が広がりました。美術史は、美術館や神社仏閣?教会を訪れる際、今でも大変役に立っています。そして里見元一郎先生のゼミに入り、念願のイギリスについての学びを深め、最終学年では、再び今道友信先生の哲学の授業を受けるなど、悔いのない大学生活を送ることができました。
夢のようなイギリスでの生活~1年間の教育実習!?~

海外に住みたいという願い、教員になりたいという夢をかなえるため、一般企業を退職し、イギリスで約1年間、日本文化や日本語を教えるボランティアとして活動しました。コッツウォルズ地方の寮のある私立中高一貫校に滞在して、日本語の授業をし、寮母さんや他の先生のお手伝いをしながら自分の英語力改善をしました。空いた時間には近隣の幼小中高でも活動したり、休暇のたびに英国中を旅し、歴史的な場所に行った時には、その感動を伝えたくて里見先生にお手紙を送りました。この一年間の現地の学校での生活は、教員としての今の私の糧となっています。
大学院での学び~新しい世界、そしてさまざまな方々との交流~

帰国後、英語科教員への夢をかなえるため、科目等履修生として清泉女子大学に戻りました。授業を通じて英語教育に興味を持ち、当時の学科長の石田雅近先生にご相談に行きました。そこで、大学院進学を勧められ、必死に勉強して入学しました。大学院では尊敬する小林順子先生、奈良毅先生から多くのことを教えてもらい、様々な背景を持つ院生の方々、また学会などで他大学の方や先生方とも交流できました。勉強することの苦しみと楽しみを経験したのも大学院での生活です。石田先生に最初にご相談に伺った時の「努力することをとことん楽しみなさい」という言葉は今も私の心の支えです。
日々是研鑽~教職は私の天職!~

2003年4月、夢が叶って「学校の先生」に。授業?担任?部活顧問?分掌などを通して、生徒?保護者?他の先生とかかわり、その中で悩みもありますが、それを超える楽しいこと、感謝する出来事がたくさんあります。英語教員としても、生徒の英語力アップのために、自分自身がまた勉強できることも楽しいです。さらに、海外研修引率もあります。これから行く英国研修旅行では、私が滞在していた学校とも交流します。私の大切な場所に生徒とともに行けることはなんだか夢のようです。教員の仕事は私にとって天職です!教員としての礎を作ってくれた清泉女子大学にいつか恩返ししたいです。

1995年3月 清泉女子大学 文学部キリスト教文化学科 卒業
2003年3月 清泉女子大学 人文科学研究科言語文化専攻 修了
2017年3月 清泉女子大学 人文科学研究科人文学専攻 単位取得満期退学